2013年1月11日（金）
天気がいいので散歩に出かけると、近所のトム＆ジャッキーの家の横に大きな雪だるまを発見。

大きくてよく出来た雪だるまです。トムはいつも子どもたちのために本気でいろんなことに取り組みます。

このあと、いつもの散歩コース、リバー・サイドトレイルに入りました。

数日前まで、ざくざく雪に踏み込まなければならず、少し歩きにくかったのですが、この日は驚いたことに、トレイルまで除雪？してあり、歩きやすくなっていました。

吊り橋まで行ってみると、いつの間にかここにも毛糸の装飾が。。。 これは、Knit Grafiti とか、Knit Bombing などと呼ばれ、落書きと同じような発想のアートなのだそう。

橋の上にも雪がたっぷり積もっているせいで、両側の柵が低くて、いつもよりスリルが増しています。

橋の上からの眺めも柵の上から見る事に。


トレイルの出口までくると、大きな雪の固まりが宙に浮いているように見えます。

近づいてみると、標識の屋根に積もった雪でした。

2013年1月8日（火）
Kimiko に誘われて、この日はスキーに出かける予定でした。ところが朝になって「大雪警報が出てるけど、どうする〜？」と電話が入り、スキーは中止しました。夜仕事から帰った陸は、私たちがスキーに行かなかったと知って超不機嫌。パウダーを滑るのに最高の天気だったのに、もったいない！
新雪を滑るのが大好きな陸には理解不可能だった様子。。。

一日中降り続いた大雪のせいで、駐車場に停めっぱなしにしている陸の車が雪に埋もれてしまいました。車が見えるようにしておかないと除雪車に傷つけられる可能性があるということで、夕食のあと駐車場へ。

中央が陸のバン、すっかり雪に埋もれています。

まずフロントから。。。

雪の厚みは30センチ以上。

側面の雪も払います。

駐車場のキャンパーの屋根の雪は60センチ以上ありそうです。

車の雪を払い終えてから、少し散歩。深い雪に覆われた広場に来ると陸が、「さて、エンジェルをやってみようか〜？」と言います。「えぇ〜！こんな深い雪でやるの〜！？」

雪の下に杭が埋まっていたりしないかと少々不安がよぎりましたが、思い切ってトライ。後ろ向けに雪の中に倒れます。

雪が深くて、天使の羽を作るのも一苦労。お尻が冷たいよ〜！

なんとなく天使の抜け殻に見えるでしょうか。。。

膝の上まである雪の中を歩いてみます。

腰の高さのアパート脇の明かりもすっかり埋もれていました。

この日は、まるで日本の豪雪地帯のような積雪。ウィスラーでこれほどの積雪はひと冬に一回あるかないかです。ところが、この後、晴天の日が続き、その後雨まじりの雪が少し降ったのみで、１月の終わりには、記録的に雪が少ない１月となったようです。

2013年1月6日（日）
この夜はどうにも夕食の支度をしたくない気分。。。
そこで、パスタを食べに行く事に。Pasta Lupino というお店。手頃な値段でおいしいパスタが食べられます。

後ろのカウンターでは自家製パスタやソースのお持ち帰りもできます。私たちが店にいる間に３、４人の人がお持ち帰りパスタを買いにきました。

前年は、よくお持ち帰りパスタを買っていましたが、今年は陸のダイエットで炭水化物の摂取も制限していて、しばらくご無沙汰していました。でもこの日はダイエットも忘れて好きな物を食べることに。

陸はミート・ラザニア

私はリングィーニのクリームソースを注文

食事のあとは、ひさしぶりにヴィレッジのオリンピック・プラザにスケートしに行きました。夏の間、たくさんのフリーコンサートが行われたプラザは、冬には無料のスケートリンクになります。スケート靴のレンタルは５ドルですが、スケート靴を持参すれば無料です。

雪の降った後だったので、氷は雪に覆われてデコボコ。

夜は照明がいい雰囲気です。

偶然、陸のファーニーの友だちシェーン一家がスケートリンクに。写真は奥さんとお嬢ちゃん。休暇で３日間ウィスラーに滞在しているとか。陸はすごいタイミングで偶然友だちに会う事が多い気がします。

2012年1月5日（金）
この日、仕事から帰ってきた陸が真っ赤なバラの花を５本持って帰ってきました。でも、なぜかすっかり凍てついていて、花瓶に活けて５分もすると溶けて首を垂れ始めました。。。

12月の半ばあたりに、陸の仕事場の隣の宅地に大量の雪が運び込まれ、スノー・キャッスルを作るらしいという話でした。クリスマスパーティのため？　とか、宅地を販売するためのイベント？　とか、噂は二転三転。年が明けてから聞いて来た最新情報では、宅地のオーナーがプロポーズのために作ったらしいとのこと。
そして、１月４日の夜、このスノー・キャッスルでプロポーズ・パーティ！？が行われ、ウィスラーのカウントダウンイベントに負けないくらいの、大量の花火が打ち上げられたそう。そこで翌日、仕事を終えてから陸がスノーキャッスルを見に行って写真を撮ってきました。

氷で作られた城壁。

コートヤードの中央にはたき火。

この小道の両側にあるのは、深紅のバラ15,000本！　雪の上にぎっしり刺してあります。
女性にプロポーズするためのセットアップに、この男性はいったいいくら費やしたのでしょうか。。。一般人の理解を越える世界です。
この男性が何者なのかは謎のままですが、マレーシア人らしいとのこと。陸の働いている豪邸もマレーシア人の銀行家の家、ジェフが働いている豪邸はマレーシア人のプリンセスの家。マレーシアには大富豪がたくさんいるようです。。。


陸の持ち帰ったバラは、この劇的なプロポーズのほんの一部。うちのバルコニーでドライフラワーになりました。

クリスマスに、ベティおばさんが、唐突に湿度計の話を始めました。とても嬉しそうに話します。
「不格好な湿度計があってね〜、クリスマスのプレゼント交換で誰も欲しがらなかったの。それ以来、親戚の間でずっと押し付け合いをしていて、誰かの家を訪ねたときにこっそり、ソファーの後ろに隠して帰ったり、車に荷物を積み込むのを手伝うふりして、車の中に入れておいたり。。。」

一体なんの話だろうと思っていると、ローラがその湿度計をうちに来たときにこっそり納戸の棚に置いて帰ったといいます。確かに見覚えのないクリスマスギフトの紙袋があるなと思っていましたが、陸が用意した交換用のプレゼントだと思いこんでいました。

家に帰ってさっそく開けてみました。これが何年もの間、押し付け合いされている湿度計です。

ローラが封筒の切れ端に書いた手紙が入っています。
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捨ててはダメ！
これは１５年近くの間、イーガン家（ベティおばさんの家族）とダン家（ローラの家族）とグラニー・グース（陸のお母さん）の間を行き来してきたギフト。
やっとアルバータの外に出す時が来ました。
また、親戚の家にこっそり戻さないといけません。
ネルソン（陸の妹の住んでいる町）なんてどう？？
メリー・クリスマス
愛をこめて
ダン一家より
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15年間、すっと続けているゲーム！？ に私たちも参加資格を頂いたようです（笑）
ベティおばさんは、ローラから話を聞いて、当分、この湿度計がイーガン家に来る心配がないとわかって大喜びだったのでしょう。
それにしても、気の長い人々です。あるときは陸のお母さんの家のソファの後ろに２年間ほど放置されていたとか。。。
次回、親戚を訪ねるときには忘れないように持っていかなくては！！